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加硫工程って何?

「つくってみた」のコーナー!

今回はゴムの製造工程において欠かせない
「加硫」(かりゅうと読みます)について説明します!

原料となるゴムを各種薬品と混ぜ合わせただけでは、
まだゴム弾性(ゴムらしい性質:前回参照)は発揮されません。

この状態のゴムは配合ゴムあるいは未加硫ゴムと呼ばれ、
力を加えても変形したまま元に戻らず、引っ張ればすぐに千切れてしまいます。

この未加硫ゴムに熱を加えると、混合した薬品が化学反応を起こします。

すると!!

ゴムの高分子同士が結びつき、ゴム弾性を示すようになります。

この化学反応を起こす工程こそが「加硫」なのです。

皆さんが普段接するゴム製品も、基本的にはこの加硫後の状態のものであり、
ゴムに優れた性能を持たせるために欠かせない重要な役割を持っています!

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